
しんのすけさん、VIOの初回に行ってこられたんですね?
どんな雰囲気でしたか?

ええ、思っていたよりも落ち着いて受けられました。
恥ずかしさはほとんど感じず、10段階で言えば 0〜1 くらいでしたね。
それよりも “痛みとの向き合い” の方が大きかったです。

やっぱり、不安はありましたか?どんな雰囲気でしたか?

そうですね。不安は確かにありました。
でも、実際に“相手に任せる”という状況に身を置くことで、
自分でも気づかなかった感覚や学びがありました。
正直、40代で始めることに多少の迷いはありました。
ただ、同じように迷っている方も多いと思います。
実際に体験してみて、「今から整えておく価値がある」と静かに実感しています。
VIOは「痛み」だけでなく、「任せる感覚」や「準備(剃毛)」も含めて不安になりやすい部位です。
私が脱毛を生活ケアとして捉える理由と、初回の全体像は以下にまとめています。
処置室に入った瞬間の“VIO特有の緊張”

案内された処置室は黒を基調とした落ち着いた空間で、照明も柔らかく、視覚的なストレスが少ない印象でした。
広さは2畳ほど。ベッドと施術者が動くための最低限のスペースが確保されていて、完全な個室です。
VIOという部位ゆえの緊張はたしかにありましたが、この空間の静けさが気持ちを整えてくれました。
下半身の衣服を脱いで、タオルを腰に巻いて待つように案内されます。
その短い待ち時間は、
「どんな流れになるんだろう」
という不安がありましたが、本当にわずかな時間でした。
施術が始まるとすぐにタオルが外され、流れは淡々と進みます。
別室から聞こえてくる機械音の「ピピピピ」という音が、
“これから医療の施術が始まる” という静かな実感を与えてくれました。

その短い数十秒が、VIOは一番ドキドキするんですよね。

そうですね。ただ、流れが始まると“こういう感じで進むんだ”と自然に理解できて、気持ちが施術モードに切り替わりました。
恥ずかしさが“0〜1”に消えていった理由

恥ずかしさは事前に想像していたよりもずっと低く、
体感では 10 段階で言えば 0〜1 ほどでした。
その理由は4つあります。
✔ ① 施術者が淡々と丁寧
担当の男性施術者は、必要以上に親密でもなく、冷たさもない、
“業務としての丁寧さ” を保った距離感でした。
その自然さが、安心につながりました。
✔ ② 痛みが意識を持っていく
施術が始まると、意識はほとんど「痛み」の方へ移動します。
恥ずかしさを感じる余裕がなくなっていく感覚でした。
✔ ③ 「お願いします」と言った瞬間、腹がくくれた
自然と出たその一言で、自分の中の“任せる覚悟”が整ったように感じました。
事前に剃毛を丁寧にしていったことも、
「相手に余計な手間をかけていない」という安心につながりました。
✔ ④ “相手に負担ではないか”という気持ちが少しだけあった
恥ずかしさよりも強く感じたのは、
「中年の男性のVIOを施術させてしまう申し訳なさ」 の部分でした。
- 嫌がられないだろうか
- 迷惑ではないだろうか
そんな気持ちがふと浮かびました。
これは、施術者の態度が原因ではなく、
無防備な姿で相手に身を預けるときに誰もが感じがちな、ごく自然な感覚だと思います。
そして介護職として長年“触れる側”にいた自分にとって、
「触れられる側はこんな気持ちになるんだ」と、
少しだけご利用者の感覚に触れられた瞬間でもありました。
“任せやすさ”や“触れられる側の感覚”については
介護脱毛ガイド(尊厳・無防備さの視点)
でより丁寧に解説しています。

恥ずかしさというより、“任せる側の意識”が出てきたのですね。

そうなんです。施術の自然さと痛みで、恥ずかしさは静かに薄れていきました。
剃毛という“最初の関門”

VIOの施術では、まず剃毛から始まります。
体勢は、VとIは仰向けで、ときどき脚を少し開く程度。
Oラインはうつ伏せで進みました。
思っていたほど極端な姿勢ではなく、施術者の指示に沿っていれば自然に流れができていく印象でした。
自分では丁寧に剃ったつもりでも、鼠径部やOラインには剃り残しがあり、
施術者が念入りに処理してくれました。
剃られる感覚は、
まるで魚屋さんが素材を整えるときのような、迷いのない手際です。
スピーディーに、淡々と進んでいきました。
無防備な体勢で相手に委ねる時間。
その中で、施術者から
「見た感じ、かなりしっかり剃れてますね」
と言われた場面がありました。
その一言が、自分の中の緊張をふっと軽くしてくれました。
相手の手間を少しでも減らせているという実感があって、
任せるときの申し訳なさが少しやわらぐ感覚もありました。
こうした小さな整え方が、任せやすさにつながっていくのだと、あらためて感じました。
痛みのリアル|VIOは“構造的に”痛みが出やすい

VIOの施術は
Vライン → Iライン → Oライン
の順に進むことが多いようです。
痛みの感じ方は部位によって大きく異なり、
段階を踏むように変わっていきました。
※以下の痛みレベルは、あくまで私個人の主観的な体感で、10段階の目安です。
※痛みには大きな個人差があります。

VIOは痛いってよく聞きますが、実際どうでしたか?
やっぱり覚悟が必要なくらいですか?

構造的に痛みが出やすい部位ではありますね。
ただ、部位ごとにまったく違う痛み方をするので、
“一気に全部痛い”という感じではなかったです。
Vライン外側:痛みレベル5
まだ耐えられる痛み。
熱さが先に来て、「あ、これくらいか」という入り口の感覚でした。

最初の痛みが強すぎないのは安心材料ですね。

はい。入り口が落ち着いていると、心構えがしやすいです。
Vライン中央:痛みレベル7
痛みが一段階上がります。
熱さが強まり、その熱が“刺すような痛み”に変化する瞬間がありました。
陰茎付け根(私の場合の最痛点):痛みレベル10
今回もっとも痛みが強かった部位です。
体感としては「耐えられるギリギリ」に近いものでした。
施術者の方も
「ここ、痛いですよね」
と声をかけてくれ、その一言が救いになりました。

付け根はやっぱり痛いんですね…!
しんのすけさんでも“ギリギリ”と感じるほどなんですね。

そうですね。初回はどんな痛みが来るのかがわからず、心の準備がほとんどできませんでした。
Oライン:痛みレベル8
Oラインにも痛みはありますが、付け根ほど“突き抜ける感じ”はありません。
痛みレベルだけで見ると高めですが、
実際の体感としては “瞬間的な強さ” よりも
“継続して耐える感じ” に近かったです。

痛みレベル8という数字だけ見ると不安になりますが、
実際の感じ方は少し違うんですね。

はい。数字以上に“痛みの種類の違い”が大きいですね。
痛みには“波”がある
痛みは一定ではなく、
平気 → 急に痛い → また平気
という波がありました。
この波があったことで、精神的な負担は思っていたより軽く感じました。
私の痛みが強かった理由(あくまで推測)
私自身、
- 毛量が多い
- 色素が濃い
- 40代(皮膚の水分量低下の可能性)
という条件があり、
レーザーの反応が強めに出やすかったのだと思います。
※あくまで私個人の前提です。

前提によって痛みの出方が変わるんですね。
読者の方も、自分の状況に合わせて心構えができそうです。

そうですね。
でも、“思ったより細かい波がある”ので、
数字ほど一枚岩の痛みじゃない、というところも伝えたいです。
VIOを経験してみて感じたのは、
痛みは「強さ」だけでなく「痛み方の種類」が部位でまったく違うということでした。
私の体感では、
・VIOは「局所的に、とにかく強い痛みが出やすい」
・ヒゲは「麻酔で調整できるタイプの痛み」
・全身は「中程度の痛みが、広い範囲で長く続く」
という印象です。
それぞれの体験を具体的に知りたい場合は、以下の記事もあります。
施術者との距離感と“寄り添い”に触れて感じたこと

担当の男性施術者は淡々としていましたが、
痛みが強く出る場面では、短くても的確に寄り添ってくれました。
「痛いですよね」
「よくがんばってますね」
その数秒の声かけが、思っている以上に安心につながります。
触れられるときの動きにも、
こちらを尊重するような丁寧さが自然と滲んでいて、
任せる側の自分は、それを繊細に受け取っているのだと感じました。
そして同時に、
これだけ細かな部分を敏感に感じ取ってしまうからこそ、
“任せやすい状態に整えておくこと”には意味があるのだ
という実感が静かに芽生えました。
体勢を整えることや、剃毛を丁寧にしておくこと、
相手の手間を少しでも減らせているという感覚は、
自分の中にある“申し訳なさ”や“任せにくさ”をやわらげてくれます。
こうした小さな準備は、今回の脱毛だけでなく、
未来に、誰かの手を借りる場面でも同じなのだと思います。
無防備な姿を誰かに委ねるとき、
自分を整えておくことは、相手への尊重であると同時に、
自分自身の気持ちの負担を軽くしてくれる“備え”にもなる。
そのことに触れられたのは、
今回の寄り添いの瞬間があったからこそだと感じています。
施術後の状態と、生活ケアとしての実感

施術直後は、赤みやヒリヒリ、わずかな熱感がありました。
これは照射だけでなく、剃毛の影響もあるのだと思います。
いずれも強いものではなく、ヒリヒリ感は2日ほどで気にならなくなりました。
生活ケアとしての意味が見えた瞬間
施術を終えてみて、VIOは“生活のしやすさ”に直結する部位だとあらためて感じました。
- 排泄後の清潔さ
- Iラインの洗いやすさ
- 夏場の蒸れや不快感の軽減
- 風呂や床に毛が落ちない快適さ
- 40代からのニオイ対策
排泄や入浴といった毎日の動作が、少しずつ楽になる未来が見える部位だと思います。
脱毛を“生活ケア”として捉える理由は、
生活ケア・任せやすさの理念まとめ
により詳しく書いています。
抜け始めの変化(あくまで個人の体験)
私の場合ですが、照射から12日目くらいに、
触れたときに毛が“ポロッ”と抜け落ちる部分が出てきました。
これはあくまで個人の体験で、時期や変化の感じ方には大きな個人差があるそうです。
生活上は特に支障はなく、自然な変化として受け止めていました。
次回への準備(VIO専用)

今回の体験で、次回に向けての準備が明確になりました。
- 麻酔は使う(特に付け根)
- 剃毛は丁寧に継続する
- 痛みの“地図”ができたことで精神的に楽
- 強いポイントを理解したことで構えやすくなる
- “任せやすい身体” を整えていく意識が生まれた
これはあくまで私の場合ですが、当日の流れをうっすらイメージしておくだけでも、初回の負担は少し軽くなるのではないかと思います。

VIOって、回数を重ねるほど向き合い方が変わるんですね。

はい。今回は“自分の取り扱い方”を学んだ印象でした。
まとめ|VIOは“生活を整えるケア”だった

VIO脱毛は、美容というより
生活ケアとしての意味がとても大きい と感じました。
- 排泄後の清潔さ
- 洗いやすさ
- ニオイ・蒸れへの対策
- 未来の介助に向けた準備
- 任せやすい身体づくり
- 触れられる側の理解
今回、施術を通してあらためて感じたのは、
“無防備な場面では細かなことを繊細に受け取ってしまう”という事実でした。
だからこそ、
自分の整え方ひとつで、任せやすさや気持ちの負担が変わる
という確かな実感が得られました。
40代で始めても遅くはなく、
むしろ これからの生活を整える一歩 として自然だと思います。

VIOならではの初回だったんですね。

はい。VIOは“無防備さ”の大きい部位なので、
自分の整え方や、任せやすさの意味をあらためて感じました。
ここから少しずつ、生活が整っていくと思います。

しんのすけさん、次に読むとしたらどれがおすすめですか?

気になる部位からで大丈夫ですよ。
ヒゲや全身の“1回目のリアル”は、VIOとはまた違う無防備さや痛み方があるので、
イメージがさらに具体的になると思います。
🔎 全体像を整理して、自分の方針を決めたい方へ
🏥 クリニック選びを具体的に進めたい方へ
🧔 次に気になりやすい「ヒゲ」の痛みと麻酔の実際を知りたい方へ

